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Annual Conference Report: October 2019 in Shanghai

上海カンファレンスレポート2019







2019年10月26日(土)、一般社団法人アジアパシフィック・イメージコンサルタント協会(APIC)設立以来初開催となる国際カンファレンスが上海にて開催されました。


APIC はお客様に対してスキル保証をする為、会員であるイメージコンサルタントの継続的な学習を義務付けており、イメージコンサルティングに関わるセミナーを実施しています。


上海カンファレンス学びのテーマは「メイク」です。


即効性と結果が重視される中国の国柄も、中国のイメージコンサルタントによるクライアントの変身はふり幅が大きいのも特徴。







カンファレンスでは、APIC協会中国支部会長 Amy Wangによる指導で、2つの大きく異なるメイクテクニックを学びました。







講師のAmy Wangは文化服装学院服装科デザイン専攻卒業後、ファッションデザイナーとしてのキャリアをスタート。


その後、資生堂美容技術専門学校美容師科ヘアスタイリストコースにてヘアメイクを学び、米国AICIよりCIC国際イメージコンサルタント認定を受け、中国上海に恒雅形象学院を設立。


服飾に関する深い知識とプロのヘアメイクスキルを持つことからも、出会ったその場でクライアントを大きく変身させることができる数少ないイメージコンサルタント。


クライアントの変身事例はSNSでも話題となり、中国全土のみならず海外からも依頼者が訪れています。


そんな世界でもトップクラスのイメージコンサルタントから話を聞くだけでも学びは多く、日本では得られない様々な情報を得ることができました。







ちなみに、今回カンファレンスの公式ホテルとなったのは、Shanghai Parkyard Hotel(博雅酒店)。


普段、Amy Wangが個人コンサルティングの拠点としても利用しているホテルということもあり、とてもスタイリッシュで快適なホテルでした。






上海カンファレンスでは、 APIC国際イメージコンサルタント一級試験も行われました


一級試験は、書類提出+筆記試験+プレゼンテーションの総合点で審査されます。


下の写真は筆記試験の表紙。


筆記試験は母国語ですが、試験問題は非公開です。


試験を作成している理事長&副理事長以外で中を見たことがあるのは受験者だけで、役員達さえ中身は知りません。


筆記試験は、現場に出たことがある人なら、難易度としては難しくはないけれども、現場経験のない人には答えられないような試験。


「暗記力」では対応できない「実力」が問われる試験だと言われています。





なおプレゼンテーションは英語指定というハードルもあります。


実際の試験はカンファレンスの数ヶ月前から試験の準備は始まっていて、受験者はAPIC手配のクライアントに対して事前にコンサルティングを実施し、その結果を書類で提出しており、カンファレンスでは、その提案に関するプレゼンテーションと質疑応答が行われます。


今回は、APIC教育部長の島田亜由美が1級試験に挑戦し、見事合格!








夜に行われたパーティで認定証を受け取り、APIC初の1級国際イメージコンサルタントとなりました。






このパーティも単なる社交ではなく、ちゃんと学びの要素が入っているのもAPICらしいところ。


中国支部側のジュエリーデザイナーの女性とメンズスーツのテーラー業をされている男性の方から貴重なお話を伺いました。









日本から参加した会員達も、日本では滅多に着ることがないドレス姿で参加。


こういう雰囲気も日本の団体にはない、国際団体APICならではの光景ですね。





さらに、この日のパーティの後は皆で夜景ツアーへ。